さきぞうグループ代表(三代目)ご挨拶
私が23歳の時バブル崩壊とともに不動産業界に入り、6年目に不動産売買仲介を通じ、田村佐起三氏と出会いました。
それがご縁で、数カ所仲介したビルのフォローを依頼され2004年サキゾービル株式会社(さきぞう不動産)を共同で設立しました。
田村佐起三氏は2008年頃に居住用不動産投資に区切りを付け、投資してきた不動産を私が簿価で引き取り、テナントビル投資へ特化しました。
田村佐起三氏の実家が享保8(1723)年からの旧家であったことから、バブル崩壊当時近隣の方からの不動産持ち込みをほとんど買い取られ、現在の京都市内外の不動産保有数に至り、PS:彼は旺盛にビルを買い求め、私に仕事を提供していただきました。
私が参画前は「SAKIZO INC」(繊維同業者集団)と称し、私の参画から「SAKIZO GROUP」(異業種集団)と改称されました。
この度さきぞうグループ総会の報連相会にてさきぞうグループ代表(三代目)に選任され受託しました。
田村佐起三氏との出会いから私の人生は大きく転換し、これからもグループのために残りの人生を賭けたいと考えております。
廣瀬善彦


田村佐起三は1970(昭和45)年頃、日本のデザイナーが米国百貨店へのコレクションに出品した作品の「白く輝く畝のちりめん布」に魅せられました。
その思いを1972(昭和47)年、ちりめん布のみを使用した「さきぞうちりめん洋服」ブランドを創業しました。
西武百貨店・PARCOとの出会いにより全店展開、他の百貨店にはFC、OEMにて展開「ちりめん洋服」にて全国制覇をしました。
1979(昭和54)年シンガポールへの進出を機に、西独インターストッフに出店、パリ・ロンドン・ロサンゼルスへ進出、1984(昭和59)年、シカゴ日米協会主催にてさきぞうコレクション開催、世界のちりめん洋服トップブランドへの道を歩み始めました。
創業当時は自分の思い、そしてお客様の為、顧客様の為へモノ創りを重ねて参りましたが、和装の催事販売が高齢者への押し売りになって居るのではないかとの凝議に2005(平成17)年還暦を迎えると同時に和装商社との契約を終了させ、ドラスティックに業務を縮小させ、存続のみを目的とした自分たちの為の、ちりめん洋服販売ブランドへ変身いたしました。
ちりめん洋服の一大増産に踏み切り、平成の初めのころ名古屋タキヒョー社に縫製加工委託をしたことから草津西口前自社縫製工場などが不要になり、売却した資産を基に不動産投資が始まりました。
ちりめん洋服メーカー所有不動産を売却しながら、京都市の街中に資産運用目的の不動産に買換えを進めてゆきました。
資産運用目的に買換え取得した不動産を整理整頓、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返しました。
整理整頓した結果、約40か所の不動産所有、資産運用となっていました。


SAKIZOは、当時PARCOのみなさんに進められました。「こんな良い名前があるのに」と!当時の山崎常務(のち社長から福武書店をベネッセに)柏子見店長、伊藤部長、和田課長、倉家係長等に!
四季マークは、勤務先の社マーク(田中一行作)が四角に四つの丸でしたので、丸の中に四つの丸をデザインしました。田村の田の字とか、重ね井筒の紋ではとささやかれました。
般若マークは、姉が読んでいた源氏物語と能狂言の「葵上の段」、印象深く、強烈なパワーを感じていました。ちりめん布と出会い、大きな畝の鬼ちりめん、般若に陰影をつけ鬼ちりめん(畝)を重ねました。
さきぞうグループ
所在地 | 〒604-8023 京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町317-1-2 SAKIZO蛸薬師ビル4F |
代表 | 廣瀬 善彦 |
グループ会社 |
さきぞう不動産株式会社・さきぞう不動産管理株式会社・さきぞう地所株式会社・高瀬川フーズ株式会社 財団法人さきぞう財団・NPO法人京都高瀬川繁栄会・宗教法人花鳥寺・天台声明を聞く会・京都さきぞう会 |
TEL | 075-253-0707 |
FAX | 075-253-0706 |
URL | https://sakizo.or.jp |
